旅の車で軽バンの「ボンジョルノ号」。
弟分のパッソ「ボンジョルノ2号」が誕生しました。
ボンジョルノ号は青森~九州までを、走破した2年目の中古軽バンです。
今回、先々を見据えて「ボンジョルノ2号」を投入しました。
早めにボンジョルノ1号を卒業して、
別の新しいスタイルの旅を始めようとたくらんでいます。
ちなみに「ボンジョルノ2号」は女房の車です。
まだ車も女房も自分より若いので、お任せの旅です・・・
介護付き助手席の車旅か・・・
・・・・・・・
昨今の高齢者の自動車事故から学んだことは、
どんなに運転に自信があっても
体は間違いなく衰えていく事です。
運転に自信があるかどうかの、あるアンケート調査では
全体で70%の人が自信があると答えました。
その中で75才以上のかたは、79%が自信があると答えたのです。
人生の先輩として自信をもって生きてこられてからこそ、
運転にも自信があると信じています。
しかし、運転に自信はあっても
体がとっさの判断位ついて行けなくなったり、
目が見えなくなってきて確認視野が狭くなったり、
体力の減退から長距離運転が出来なくなったりと
体は確実に衰えてくるのです。
・・・・・・・
軽バンでの長距離車旅では1年半で「16,000㎞」を走り
十分リタイア後の車旅を堪能しました。
リタイアを早めにして、
体力もすこし残っていましたので
実現したのです。
ほんとうに自由でおもしろかったです!
もし、65才まで働いていたら、
そこから16000Kmの旅は、
現在の様に、だんだん面倒になってきて
自分の体力では難しかたかな・・・
北海道は、軽バンではなく普通車で
ほぼ回ってしまいましたので
稚内を残すのみとなりました。
ほぼ目標の日本一周は終わりです。
あと5~6年で70才となるので、
そろそろ、運転免許の返納と車を返上することを
真剣に検討する時期となってきました。
1日に1,200㎞走行した20代と
1日350㎞が限界となった60才代の今では、
気が付かないうちに自分が思っている以上に、
体はかなり衰えています。
今から車と運転免許の返納が、
未練なくサッとできるように
訓練を開始しました。
そのまま行くと、
車も自動車免許も手ばなしたくないと、
思うようになるでしょう。
今朝のラジオ放送で
都立駒込病院の院長先生だと思いますが
こんなことを話していました。
病気が無く元気な時は
「ピンピン・コロリ」とあの世に行きたいと言っている。
しかし、本当にあと余命数ヶ月と宣告されると
人は、もっと生きたいと、思うようになるのだそうです。
その時になると、未練が強くなり
車にも免許にもしがみついて
手放したくないと思うのでしょう。
いまから68才までの数年間は、
徐々に車から離れる訓練をして
高齢になっても、☜ 気持ちは若くても、もう高齢スタートですね・・
自分も周りも安心な「旅」が
出来る老人になろうと思っているのです。
それを過ぎたら、
ヨーロッパ製でかっこいい、
最高時速9㎞の
シニアカーへの乗り換えでしょうか・・・
近所への「車旅」を目指して、
そろそろです。