2018年5月サラリーマン定年退職。旅車「ボンジョルノ号」と自由を手に入れ日本各地を気ままに車旅。軽バンの軽量化を目指し、日々改良に取組んでいます。
◆キャンピングカーの夢
キャンピングカーを買うぞ!
定年になったら退職金があるうちに、購入しようと夢見ていました。
女房との旅。ソファー、キッチン、ベッドを備えた豪華なキャンピングカー・・・
こんな感じです!
いろいろ夢見て、考えて・・・
そして定年退職の1年前
しかし、置く場所がない~ 退職金が底をつくかも~
その上、車旅はあんまり好きじゃないと女房が・・・
昔、定年したおじさんがキャンピングカーを買ってしまって女房に見放されたドラマを見たな・・同じ光景。
現実は厳しいな。
・・・・・
それならいっその事、軽バンだ!
定年を目前に方向転換。
妄想をかなぐり捨てて、夢は一気に軽自動車へと現実的になった。
夢と現実は、このように変わってしまった・・・トホホ・・・
◆それなら軽バンらしく、キャンピングカーならぬ旅車としよう!
気を取り直し、そう決意して取組むことにした。
ただでさえ馬力が無い上に古くて大きい車体。(まるで自分の様で泣けてきます・・)
◆軽バンの改造をYouTubeやWebで見過ぎた。
朝から晩まで見て、そうか・・・
コンパネで床を張って、サイドにはラックを作って、ギャレーも要るな・・・
毎日設計図を書いて膨らむ妄想、ホームセンター通いが続く。
一向に改造は進ず。
天井に突っ張りラック3,600円と285円の木材で棚を作っただけで終わった半年。
◆定年後に日本中を車旅をしていた、超リッチな先輩のブログを見てしまった・・・
先輩は、あの時のボンゴから始まり、今やハイエースの本格的なバンコンのキャンピングカーで愛犬を連れて日本中を旅しているな・・ すごい!
???なんだ、このコメントは、ここに来て軽自動車への乗り換えを考えている・・
えっ、バンコン売るつもりなのかな?
なんともったいない事を考えて・・・
よくよく見ると、「年取って、重くなってきた。軽くなりたい・・でも軽は狭いな~」と書いてあった。
そうか、年取ると重くなってくるんだな・・・
後を追うものとして、軽バン選択の方個性としては外れていないな~
無理して自己満足・納得。
◆一筋の光が軽量化に走ってしまったのです。
そうだ!日本一の軽量化を図ろう。これしかない!
それなら、趣味だった登山の真似事の装備もあるし、釣りで車中泊した経験も20年位あるし、ボート釣りでの経験もあるから、それをたたき台にして作ろう!
◆世の中はキャンピングカーの流行に突入した。
定年退職したリッチなおじ様方は日本一周を始めたようだ。
キャンピングカーのショーは前回を大きく超える入場者で溢れているな・・・
(リッチじゃないが、自分も同じだった・・・)
「人と違うこと」をやってみたいのが自分の性分。
軽くて、すいすい走り、かつ軽量でキャンピングカーらしからぬ「旅車」だ。
そう、キャンピングカーではなく「旅車」だ!
車内でキャンプはしないのだ・・・
◆実現には「軽量化」だ!
登山やキャンプでは、テントも寝袋もクッカーもバーナーも軽い物ほど高価だ。
これらの高級品は定年前のまだゆとりのあるうちに買ってそろえてある・・・
なんということだ、これこそ、マッチしている!
中古のボロボロ軽バンで高級と自慢できるところは、ここしかない・・・
使い古しの穴だらけのジーパンが高い値をつけるように・・・
それからは一途に軽量化を進めて来た。
◆積載物の概算 計40㎏
ソーラーパネル50w2枚とバッテリー20Ah2台 18㎏ 計35,000円
ソーラー用ベースキャリア 6㎏ ヤフオクで4,000円
内装用1×4,2×4 3本 3㎏ 950円
突っ張りラック 1,3kg 3,650円
床材(ビニールシート、銀マット、段ボール) 3㎏ 2,500円
クーラーボックス 3㎏ 無料(釣りの流用 12,000円分)
寝袋+クッカー+マット2枚+バーナー2台 他 3.5㎏ 無料(登山用 7万円分)
その他 扇風機2台、USBソケット、トレー等 2㎏ 3,500円
合計 39.8㎏ 計 60,000円 (登山・釣り流用 82,000円)
◆軽バン(商用車)の積載量 2人乗車時 荷物:350㎏まで
よって、着替えや水、食料・お酒! 等を追加して多めに見ても約50㎏
まだ、一人分(約60㎏)と荷物300㎏分の合計360㎏の余裕がある。
これは、2人乗車で何も積んでいない状態です。
◆軽量化のメリット
(1)ガソリンの消費量が減った。長距離で14㎞/L超です。街中12~13㎞/L
(2)軽いので加速が良い。普通の乗用車には負けない・・悲しい競争です
(3)積載物や床上げが無いので、広く隅々まで使える(セミダブル位)
(4)コンパネの床がない分、4人乗りに戻すのが早い(1分)
◆軽量化のデメリット
(1)軽くて紙風船の様です。強風の高速道路では流されるので辛い。
(2)キャンピングカーとしての見栄えが貧弱・・・しかたない。
(3)貨物のサスペンションは硬いので、デコボコ道ではピョンピョン跳ねる。
◆まとめ
この自作の状態で長距離車旅は問題なしでひとまず安心しました。
タイヤ、ホイール等を軽量化したいのですが、軽貨物なのでアルミホイール等トラック用タイヤ以外は車検に通りませんので、ボディ関連はここまでです。
テスト的に作って来た軽バンの軽量化は、だいたい見えてきました。
まだ、服を着ていない裸のロボットのようです・・
今後は、楽しく見栄えのする内装に仕上げるソフト面が課題です^^
今回、書きたいままに書きました。
つたない記事をご覧いただき、ありがとうございました!
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