(最終更新:2020年6月19日)
缶ビールの空き缶を利用してアルコールストーブを作り美味しいご飯を炊く方法を紹介します。
「腹が減っては戦はできぬ」でも、満腹になったら気持ち良くなり、うとうと居眠り、かえって戦に負けるかも・・・
アルコールストーブでご飯を炊く理由
車旅では、腹八分目がいいですね!
長旅の運転で疲れるとコンビニに駆け込み、あるもので済ませてしまうことが多くなります。
でもたまには、ゆっくりとお米を炊いて、暖かいご飯を食べるのもまた楽しみで疲れが飛びますよ。
炊き立て卵かけご飯、缶詰を入れて炊く炊き込みごはん、そしてレトルトカレー、海苔などを乗せて食べるとこれまた最高!
あまったらラップに包んでおにぎりにします。
登山でのワザですが食器を使い終わったら、お湯を入れて残っているご飯やカレーを溶かします。
特にカレーではコショウを入れるとカレースープになり美味しくなくなります。その後にアルコールナプキンで拭いてやれば完璧ですね~ 洗い場は必要ありません。
◆コンパクトなので防災グッズにもなります!
(使っているところです。夜なので暗い写真です)
写真は、軽バンで避難訓練をしてご難を炊いてるところです。リンクです。
今回はアルコールバーナー(ビール缶で作った)と登山・キャンプ仲間では定番のグッズたちの紹介です。
では、実際に使っているグッズを一つ一つ紹介していきます。
アルコールストーブの作り方
アルコールストーブ自作(作り方はWeb検索すると沢山あります)簡単です!
缶ビール350mlの空き缶でいろんな種類をたくさん作りました。製品もいろいろな種類が販売されてます。
アルコールを8分目まで入れると、後から紹介するメスティン(飯ごう)でお米1合が炊けます。材料費は転がっている空き缶のみで無料。
ご飯を炊く道具
◆トランギア メスティンTR210(純粋のスウェーデン製)
これがウルトラライト(超軽量装備)の登山で使います。軽くてストーブもエスビット(ポケットストーブ)も入ってしまいます。
お米1合が炊けるメスティンTR210 を買って使ています。この商品はスウェーデン製で熱伝導率の高いアルミ製のため、熱が全体に回り、アルコールストーブでもごはんを美味しく炊くことが可能な一品です。
これも定番ですが容器のふちにバリが残っているので必ず使う前に取ります。仲間内ではバリ取り方で話題で盛り上がります。
小物入れにもなりますよ^^
(写真は、メスティンの中にアルコールストーブとエスビット ポケットストーブ・スタンダードが収納できます。又は、ビニール袋に入れたお米1合が楽に入ります)
購入したメスティンです。売れ筋なので現在品薄かもしれません。お米の炊き方は簡単で、無洗米を使っているので1合をメスティンに入れて取っ手のリベットの下まで水を入れて30分ほど置きます。
それからしばらく火を着けでほっぽらかし。拭きこぼれがあり、その後パチパチと音がしてきたら出来上がり。そのころアルコールストーブも火が消えている頃です。
タオルに包んで蒸らします。効果は不明ですが逆さにして蒸らす人もいます。自分は気が短いので20分位です^^
何度か経験行くうちにコツがつかめて、さらに美味しく炊けます。
すごいな~と、羨望のまなざし・・・
これは本当に美味しいですから、一度お試しください。
ストーブの台を使う
これも定番のストーブ台で、折りたたむことができコンパクトです。軍隊が使っていたようで、コンパクトでこれでお湯を沸かしたりご飯が炊けるのです。
写真のように中にアルコールストーブや固形燃料を入れて使います。(旅館の食事で固形燃料を使った鍋や焼き物などに似ています)
上にトランギアのメスティンを乗せて使います。十字の金具は余っていたものを再利用です。かさ上げする時は使います。商品にはついていません。
購入したエスビット・ポケットストーブ・スタンダードです。固形燃料もついていました。同じデザインのノーブランドもありますが、作りが違います。
アルコール燃料を入手する
アルコールはドラッグストアでも販売しています。送料が加算されるので多少高くつきましたが近くに販売店が無かったのでネットまとめて買いました。アルコールは比較的安心な燃料でガスカンの様に爆発は無いです。でも専用にボトルがあった方が安全です。ペットボトルに入れる方もいますが、安全なボトルを使用しています。
アルコールの容器
アルコールは小ボトルに小分けにして使います。医療用ボトルで有名なナルゲンで、その性能はとても高いです。2年間全く漏れません。
薬品用に開発されている事から、アルコールを入れも全く問題はありません。これも重宝しております。
ナルゲンのボトルです。価格が高いですがその分安心して使えます。
調味料入れや、ウイスキー入れ(ビンは重いので)など、他の用途でも使っています。
これをもって、たまに「ソロキャンプ」で炊飯をしています。
車旅+キャンプなどでは、楽しい道具の一つとなることでしょう!
■車中泊のサイトを作りました。軽バンの改造等掲載しています。
(強むし)