ボンジョルノ号@車旅

人生は、結局1人旅かな~

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軽バン 3速AT車の運転方法とその魅力!


【本記事はプロモーションを含みます】

(更新:2019年11月18日)

2018年5月勇気を出してサラリーマンを卒業。

自由を手に入れ旅車「ボンジョルノ号」で日本各地を旅している「強むし」です。

 

旅の合間に3速AT軽バンの使い勝手をご紹介します!

 

 ◆ハイトワゴンと軽バン(商用車)の違い

最近のN-BOXなどに代表される軽乗用車の一つ「スーパーハイトワゴン」。

 

エンジンが運転席の前にあり、前輪駆動を採用していて5速AT、ターボ車などのグレードもあり乗り心地が良く高級車で人気となっています。

 

では軽バンとはなにか?

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その特徴とは、エンジンが運転席の下にあるタイプの「キャブオーバー」やリアシート下に置く「ミッドシップ」で、後輪駆動のFR(フロントエンジン リアドライブ)、はMR(ミッドシップエンジン)の方式であることです。

 

理由は、「広い室内空間の確保」と「機動性」を確保するためです。

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・・・・・

軽バンは日本特有の軽自動車なので、市場は日本だ家と狭く自社だけで開発生産するのは大変なことです。

 

なのでOEMで販売しているのですね。

 

最近は中古でも世界から人気があり特に新興国には輸出されていて注目されている車です。

 

バンコクでは軽バンや軽トラックを改造し後部席をカスタマイズしたタクシー「シーロー」が大活躍していました。

 

ベースは日本の古い軽バンや軽トラックです。元気なエンジン音で快走していました。

 (これしか写真が残っていませんでした・・詳細は一番下のリンクです)

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エンジンが660ccと小さな商用車ですが、パワステ、オートマ、エアコンを装備した軽バン(商用車)は素晴らしい車だと思っています。

 

◆3速AT(Dレンジ)と2速の使い方

ボンジョルノ号は三菱ミニキャブOEMで日産から販売された「クリッパーDXハイルーフ」車です。

 

3速AT車で、エンジンは運転席の下にあるFR車です。

フロントエンジン・リアドライブです。

 

(1)ハンドリング

セリカGTラリー以来の懐かしいFR車です。

後ろのタイヤを回すことの面白さは久しぶりです。

 

車を後ろから押すので、前が軽く感じコーナーで小回りが利くのです。

 

今迄乗った車は殆どがFF車で前から引っ張る感じなのでどうしてもコーナーでオーバー気味になります。(ワーゲンUp!は、設計が素晴らしく問題はなかった)。

 

軽バン「ボンジョルノ号」はFR車なので、駐車場や狭いコーナー、入り組んだ道などではとても小回りが利いてストレスを感じさせません。

 

(2)3速ATの操り方(強むし流)

クリッパーの場合実際に走行すると、1速:0~30㎞ 2速:~70㎞ 3速:~120km位が守備範囲です。

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特に2速では70㎞まで引張るのでエンジンが高回転になります。

 

タコメータが付いてないので分かりませんが、セリカGTラリーのDOHCエンジンを思い出すと、回転数が7000rpm辺りまで回る感じです。

レッドゾーンを超えるような感じです。

 

3速は80km辺りまでは静かで無理は無く、100km位だと6000rpmで回る感じです。

 

先日長野県佐久ICから急用で高速を使いました、関越自動車道の所沢まで100kmで走行しましたが、問題は無く追い越しも可能でした。

 

80~100kmでの走行は長距離でも大丈夫です。

 

◆坂道の走り方

問題は660㏄のパワーです。

 

山道や碓氷峠、特に長野県日本最高地点の峠2172mでは30㎞がやっとでした。

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Dレンジのままでシフトダウンするのを待ちながら運転しました。まだ3速のDレンジだけで走っていたころです。

 

その後長野県から岐阜県にかけて裏道の山間部を走る事になり、やはりとても急な坂があり車が止まりそうでした。

3速ATのDレンジのままでは速度がどんどん下がってきます。

 

そこで、40㎞を切った時、試しに2速にチェンジしてみました。

するとすいすいと60㎞までストレスなく坂道を引張って行きます!

「すごい!」・・・

 

後日帰ってから色々調べてみて、良く考えると3速AT車は、街乗りがメインのため各レンジにトルクが大きく設定されていて、2速の守備範囲が広い事がわかりました。

 

セリカ並みに吹き上がる感触を久しぶりに味わえたのは、このことだったのかと思いました。

 

それ以降は、2速の活躍が大きくなり、九州への旅で特に佐多岬への裏道で急坂での走行でもキックダウンせずにあえて1、2速に落としてのスピードアップが効果を発揮しております。

 

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◆回転数を上げる恐怖!

660㏄の小さなエンジンで一時的でも回転数を目一杯上げて走る事に抵抗と恐怖がありました。なので高速でも80km前後で走っていました。

 

しかし、エンジニアを信じるのであれば、クリッパーでは高速回転でエンジンが破損したり故障することはまず起きないようです。

 

しかし、まれに整備もしないとスパークプラグの先端が老化で溶けてシリンダー内に落ちてダメージを与え故障しエンジンを積み替えることがあるようです。

 

整備をしていれば問題は無いと太鼓判を押していただきました。

なので高回転でも安心して走行しています。

 

◆軽バンの足回り

乗用タイプの5ナンバーとは違い、4ナンバーの商用貨物バンです。

初めてエンジニアから聞きました。小さくてもトラックで貨物なのです。

ダンプと同じか・・・理由は

 

◆タイヤとホイールが違う

鉄のホイールなので初めはカッコ悪いからアルミに換えようと考えていました。

しかし思い違いでした。

 

エンジニアに聞くと、貨物車なのでタイヤもホイールも重さや衝撃に耐えられるように出来ているのです。

 

この鉄のホイールはアルミホイールの様に中々手に入りませんし、アルミより高価かもしれません。強く頑丈なのです。その価値を知りました。

 

タイヤはトラック専用のタイヤです。

しっかりした丈夫なタイヤが指定されます。車検も指定のホイールとタイヤ以外は通りません。

 

それだけに貨物の安全性が確保されている足回りなのです。またサスペンションも固めに設定されています。

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・過酷な利用の商用車は頑丈!

商用車は様々な貨物積載走行の場面を想定しているので、故障が少なく頑丈な作りをしています。ちょっとの事ではびくともしないのが商用車ですね。

 

軽バン(商用車)を選んだのはアウトドアで使うのと長距離を安全に走行することが目的です。

 

あえて乗り心地やカッコ良さを捨てました。

 

外装や内装の電装機器(電動自動ドア、オーディオ、様々な内部照明、オートウインドウ・・・)や装備もです。

 

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これらの負荷を極力除いて、頑丈でシンプルなエンジン、頑強な足回り、FRの取り回しの良さを持った軽量な車となるのです。

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このシンプルで頑強な軽バンの魅力が、ますます夢を膨らませてくれる「ボンジョルノ号」なのです^^

 

(強むし)

 

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