(最終更新:2020年6月19日)
軽バンのバックドアを簡単に内側から開閉できる方法を紹介します。
旅車「ボンジョルノ号」の「シンプル」・「軽量化」を進めています。
この記事は、車中泊で便利な内側からバックドアを開閉できるように改造した記録です。
実際に作り込んで日本を走り回りましがた便利でした。
記事にも書いたのですが、走行中に開かないように安全装置を付けることが大切です。
くれぐれも改造される場合はご注意下さい。
バックドアを車内から開閉する理由
雨の日に外に出たくない
雨の日にはわざわざ外に出たくないのです。
軽キャンの方々が改造している中に「バックドアを中から開閉」する装置が目を引きました。
バーナーを利用する時の換気はバックドアを開けるのが一番です。
特に車中泊で雨の日には換気のため、傘をさして外に出ないでバックドアを開けたいのです。
内側からバックドアを開閉する方法をWebで検索してみました。
皆さん当たり前に改造している方法がいろいろあることが分かりました。
事例の殆どはエブリワゴンです。数多く紹介されていました。
しかし、マイナーな日産クリッパーの旧型(三菱ミニキャブのOEM最終型)の事例は、
なかなか見つからないおです。
バックドアの構造を調べる
そこで、思い切ってバックドアのカバーを外し、構造を調べることにしました。
格闘すること30分、オートロックや開閉の構造が分かってきました。
バックドアセンター下部の下から10㎝程のところに外部ドアノブの開閉用のシャフト装置があります。
そこを指で押し下げてみたらドアが開いたのです!
早速、シャフトのねじ山が1㎝余っていたので、そこにナットをボタン代わりに取り付けて押しボタンを作りました。
バックドア内側のカバーにも穴を開けて、そこから指で押し下げる様に加工しました。
開閉の安全装置を付ける
バックドアが中から開閉できるということは間違って走行中に開かないように安全装置を付けることが必要です。
走行中に誤って開く事の無いように改良しました。
内側からバックドアをしめるためには?
次は、開いて跳ね上がったバックドアを内側から閉める改造が必要です。
そこでバックドア内側にフックを取り付けてロープを引っ張って閉めるように作りました。
これ、なかなか面白いのです。ロープを短めにセットしておくと途中まで開き、全部伸ばしておくと完全に跳ね上がるのです。
ロープは調整が自由なので便利です。
バックドアを半開きで止めたい
半開きの時は、アルミパイプで作った棒を車体とドアのフックに連結させるとロックがかかり風が吹いてもドアは止まったままで安全です。
この棒は2種類あり長めと短めで軽いです。
ついでに、これから寒くなるのでバックドアカバー内側にアルミマット断熱材を貼り付けて寒さ対策とした。
かなり便利になってきた。
使用した感想
バックドアを使ってきましたが、予想通り活躍しました。
特に中からロープで引いて閉める事ができてとても役立ちました。
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◆関連記事 (内部構造の概要)>>>こちら
◆参考記事(シンプル軽バン)2019年4月21日追記